中川多理人形展「白堊の肖像 / 靑の肖像」二箇所同時開催
- Tari Nakagawa
- Jun 22
- 2 min read
中川多理人形展「白堊の肖像 / 靑の肖像」

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中川多理人形展「靑の肖像」 @parabolica-bis
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ノヴァーリスの「青い花」には、[想う]ことの究極が象徴的に描かれている。坑道の奥深く、一輪咲く青い花──その花へと向かう道のりと想い続ける行為は、いかにも十九世紀風の、ロマン主義の典型となる。 《靑の肖像》に並ぶ人形たちは、青い花の末裔。 けれど人形はハインリヒの想いのなかの花ではない。
人形は坑道の奥から自らの足で歩み出る。眸はどこまでも青く空へと続いている。もうハインリヒの青い花ではないかもしれない記憶からではなく、ここから生まれる、新たな靑の肖像
(今野裕一)
★予約制★ →ご予約ページ
■会場|パラボリカ・ビス鳥越倉庫
■日程|2025年6月27日(金)~29日(日)
7月4日(金)~6日(日)
7月11日(金)~12日(土)
■時間|金土日:11〜20時
■定員︱1時間ごと各回6名★日時指定★各回入替制(混雑を避けるため次の回の10分前にはご退出をお願いいたします)
■料金︱500円(入場料+ウェルカムティー付)
〒111-0052 東京都台東区鳥越2-2-12 九陽ビル1F奥TEL︱03-5835-1180
アクセス︱「蔵前」駅(都営浅草線A3出口)から徒歩5分MAP
お問い合わせ︱ステュディオ・パラボリカ tel 03-3847-5757http://www.yaso-peyotl.com

【同時開催】

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中川多理人形展「白堊の肖像」 @ORAND/OUET
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壁の中に死者がいる。かつて生き、忘れられ、なお再生を願われる骨のかたち。サン・ミケーレ島の白い壁墓地には、死者の記憶が垂直に並んでいる。 高い位置にあるコロンバリオ(colombarium)には梯をかけて登り、対面する。時の静止した格子(グリッド)から、《白堊の肖像》は生まれる 無から白の受容体として生まれた《白堊の肖像》は、願いや思いを受けつづける。願わくば、それが白の連祷であってほしい。
(今野裕一)
■会場|ORAND/OUET →HP
■日程|2025年6月27日(金)~7月12日(土)★水木休
open:12時〜19時 ORAND/OUET Instagram
■料金︱500円(入場料+ウェルカムティー付)予約なしでご入場いただけます。
1階のカフェで入場料をお支払いのうえ、2階の展示室へどうぞ。
〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋2-11-5
アクセス︱「浅草」駅から徒歩7分、地下鉄「本所吾妻橋」駅&バス停「本所吾妻橋」から徒歩3分MAP

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