+ ──────────中川多理人形展「靑い花」異聞──────────+ 展示はノヴァーリスの『青い花』が起点になっている。その先は、展覧会がはじまるまで謎のままだ。 人形は前回の『老水夫行』のように旅をして相応しい場所に漂着するだろう。 一つ言えるのは、男であるハイリンヒと青い花という女性の化身との関係ではないということだ。 + + + 人形の身体は中が空だけれどその〈だけれど〉人形の本質と不思議がある 人形は表層を見られることが多くなった深い闇の中に潜っていくことが珍しくなった ロマンティークは坑道とともにあるおそらく廃鉱山は地下に大きな空を抱えているその空のどこかに中川多理の〈靑い花〉は居る （今野裕一） ★予約制★→ ご予約ページ ■会場｜元映画館　 HP ■日程｜2025年12月11日（木）～12月15日（月） ■時間｜11〜20時（14時の回はclose）★各回入替制（混雑を避けるため次の回の10分前にはご退出をお願いいたします） ■料金｜1,000円（入場料／ウェルカムティー付） 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里３丁目31

中川多理人形展「白堊の肖像 / 靑の肖像」 +─────────────────────────────────────────+ 　　中川多理人形展「靑の肖像」　　＠parabolica-bis +─────────────────────────────────────...

『人形歌集　舟もしくは骨』 川野芽生　中川多理 人形歌集第三弾となる『舟もしくは骨』は、中川多理人形展「白堊――廃廟苑於」の人形に向けて詠まれたものが中心になっており、朗読の際に現場で詠まれた歌も多く含まれています。 三島由紀夫『癩王のテラス』、澁澤龍彦『高丘親王航海記』、...

+───────────────────────────+ 　 中川多理展「老天使の肋骨 The Costa of the Ancient Angel」 +───────────────────────────+ 老水夫が艢（ほばしら）に信天翁（アルバトロス）を射ぬき刺すと...